食の安全・安心 〜日々の行動を見直し、食の安全、安心を保つ〜
食の安全、安心の大切さが叫ばれる今日この頃。松前屋でも原材料の仕入れ、製造過程から商品をお客様にお渡しするまで、何度も機械や人の目でのチェックを繰り返しております。なかでも特に心がけていることは「今を見直す」ということでございます。
日々のチェックはいつの日か、マンネリ化し形骸化し「慢心」に変わってまいります。「今までも問題がなかったから」と、いつもと同じように作業しているとその意識の薄さから事故が起こることが多いのも、その慢心が問題なのではないでしょうか？
松前屋では、「今を見直す」。その習慣づけで、慢心を戒め、食の安全を常に意識する行動へとつなげております。また、機械だけに頼らず、「感触を確かめる」「目でチェックする」「味を確かめる」など、機械では判別できないちょっとした違いも逃さないよう、さらにその安全を確かなものとするよう努めております。
材料の仕入れから商品の製造、販売によりお客様のもとに商品が届くまでの一貫した全てに責任を持ち、皆様の食卓の安心に寄与したいと心より願う次第でございます。
品質・衛生管理
「安全・安心な商品を、お客様にお届けする」この松前屋の基本的な思いは、製造工場内の全ての商品において最高レベルの形で実施されております。
１．HACCPの手法に基づいた商品の安全管理
HACCPとは、人の健康に危害をもたらす原因となる生物的( 細菌・カビ等)・化学的( 農薬・ヒスタミン等)、または物理的(金属・ガラス等) な要因が食品に汚染・混入することを未然に防ぐためのシステムです。商品の製造工程を明確にし、その中で起こりうる潜在的な危害要因を洗い出し、安全な商品のためのチェックポイントを設けて管理・検証・記録していきます。
当社ではこの考えに賛同し、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理「大阪版食の安全安心認証制度」を取得し、その手法を全商品に取り入れ、製造における安全管理ポイントをクリアしたものだけをお客様の食卓にお届けいたしております。
２．衛生管理プログラムによる衛生管理
危害分析と重要管理を効果的に機能させる為に施設や従業員の衛生管理、材料の衛生的取扱い等を定めた衛生管理プログラムにより、従業員の徹底した正しい手洗いの励行や用具の次亜塩素酸溶液による殺菌消毒等、安心商品作りのための衛生環境作りと社員の衛生教育を行なっております。
３．オゾンによる作業環境の衛生管理
オゾン発生装置により毎日オゾンや紫外線による空気殺菌を行うことにより、最適な衛生環境を実現しています。
４．細菌検査と官能検査
製造ロット毎に細菌検査を行ない商品の安全を確認するとともに、「味」「色」「におい」という官能検査を賞味期限経過後も継続して行ない商品の変化を常にチェックしております。
５．安心商品作りへの思い
「安全・安心な商品をお客様に届けたい」作業者のこの思いが、商品の安全を生み出す最も大きく大切なポイントと考えます。 各工程における機械による検査はもちろんのこと、それ以上に「安全」に対する作業者の<思い>が商品の安全をより確かなものにしております。
このように材料の仕入れから商品の製造、販売により
お客様のもとに商品が届くまでの一貫した全てに責任を持ち、
皆様の食卓の安心に寄与したいと心より願う次第です。